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これが挫折ってやつか・・・・
実は確実に原因が分かってなくて
やはり、右半身全体の反応が鈍かったり
治療方法を断定できない状態で
宙ぶらりんで死にそうです。
もう殺すなら殺してくれって感じです。
本音は
「もう手術でも豊胸でもなんでもいいから
早く決断出してくれー」な
フラストレーション爆発5秒前な日々
胃がキリキリします。。。
でも、ここで
「エイヤー!もうしゃらくせー!!
こんなの赤チン付けときゃ治るぜ!!」
って気分になれない。
いつもならそうするんだけど(おいおい)、
この痺れの状態が今までになくやばい怪我だってのは
動物的本能でビンビンきます。
これ、下手したら一生ものじゃねー??
って。
レイジーなDr.パーキンソンはゴルフツアーのため
(デイブが勝手にj判断して爆笑)
一ヶ月も待てないから、今回は代理で待つこと一週間
Dr.サートンっていうさわやかなナイスミドルに
見ていただきました。
・・・・もうこれで6人目
・A先生(日本人)
・Dr.サワー(脊椎)
・Drパーキンソン(プロゴルファー・・・・否 神経外科)
・Dr.ドルティン(スポーツドクター)
そして
・Dr.サートン(脳神経科)
みんなすごい人らしいんだけどねぇ。。。
僕の体はよく調べれば調べるほど、謎が深まるらしいです。
もう分けわかんなくゴチャゴチャナ僕の体は
・一番初めはヘルニアの疑い
・調べたMRIから椎間板の劣化・亀裂・脱水症状
・次の右半身全体の反応速度の鈍さ
・脳と首に異常の疑い(実はこれがまだ晴れない)
とにかく、どのDrも首を傾げてしまう症状、
しっかりとした原因がいまだ分からない僕は
流れ流れて今日の脳内神経科?へ
Dr.サートンさんは今までと同じ検査をした
そしてやっぱり首をかしげた
「Oh~~~~」
(イライライライラ・・・・・・・・・・・)
MRIで全身を見ても、なんで痺れるのか
特定できない
そしてなぜか、今日はまた「手術するかしないか」に
論点があって、ビビッテました。
っていうか、もう同じこと繰り返しすぎなんですが。。。
そして、今回は新たにDrサートンさんは
「右半身、特に右目がおかしい」みたいなこといっていた・・・
さらに
「もう一度、今度は特殊なMRIで検査が必要だ」
「はぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
またかよ・・・
MRI3回戦目・・・・・・・・・
その先生は目と脳内も気になるみたいで(専門だからね)
今度はその場ですぐに他の先生を紹介された
今度は女性だけど、ま緑のコートを着た
サリーちゃんのパパみたいな髪型の
女医さん
食べられちゃいそうだ・・・・・
「あーら、美味しそうな坊やね、ほほほ
んじゃ、血を抜いていらっしゃ~い
生き血は大好物よ、ほほほ ぺロリ」
って感じて、今度は血液検査
え?まだ検査するの?
なんか話がでかくなってきてるんですけど・・・
今はここで一番でっかい病院
St Vincents ってとこなんだけど
まぁ間違いなく一番優れた施設なんだろうけど
とにかくスロー、遅い・・・
サリーちゃんのパパの髪型の女医さんは
「んじゃ、すべての検査を予約してね。
その後、私があなたをいただきます・・・いやいや
診察します。ん~、26日はどう?」
はぁ?
また一ヶ月?
結局、詰め詰めでも10日待つことになった。
んで、次の特殊なMRIは明日なんですが
ちょっとお値段を見たらブッタマゲタ!
A$2,700
・・・・・・・・・・・
27万円!?!?!?!?!?!?!
マジかよ・・・・
この一向に進まない現状
究極のお金と時間の無駄使い
動けない悔しさ、ジレンマ
何もできない自分への苛立ち
胃がキリキリした
頭がガンガン痛かった
そして、その後
すごい目眩がして
フラフラしながら倒れこんでしまった
こんなの初めてだ
人がガンガン通る通路の横で
横たわった
気を失ったのか寝たのか
気づけば2時間経っていた
もう、ここが限界か・・・
チェックメイトされました・・・
あっさり言いますけど
実は
昨日、日本行きのチケットを取りました
ここで、遅い・高い・無限地獄にハマッテいるのなら
《完治》を最優先に考えれば、もっと早く
日本で治療すべきだった
30日の朝、
デイブ宅に荷物をとりに行った
すぐに言うつもりだったけど
言い出すまで10分以上かかった
「・・・・・治療しに日本に行くよ・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
お茶目なデイブは今までにないくらい
シリアスに話をしてくれた
「それがベストだ」と。
今までの彼にない一面を見た
この国に来てから
いつも一緒で
一番笑いあった仲間
俺の心境は痛いほど分かってくれたと思う
すごいすごい真剣に話をしてくれた
その後、一緒に
チケットを買った
「6日と13日どっちに帰ろうかな・・・・?」
ってコイントスでデイブに決めてもらった。
あと2週間か・・・・
帰り道
夕日の綺麗な河辺に
僕とデイブと愛犬JOYでいった
すごい眩しかった
眩しすぎて泣きそうだった・・・・・
胸を打たれたその虚しさに
でも、金も気力も尽き果てて
ここまで、限界まで粘ったのは
単純に
自分自身へのプライドだった
負けたくなかった
逆転できるって自身があった
「成功するまで帰らない」
少なくとも10年は日本の土地を踏まないつもりだった
日本に帰るのは簡単だ
でも俺は命かけてここに来てんだぜ
絶対ここから挽回して活躍できるぜ
って言い聞かせてここまできた
でも、気づいたのは
プライドや理想を優先して
「完治」というから目をそらし
「自分の気持ち」という虚像を追うだけの
無様な自分がいた
「帰ることは負け」「絶対帰らないっていったから」
でも
いま思うのは
そのただ帰らないという、固定観念だけにぶら下り
「最短での復帰」を熟考してなかった
ここに無意味に残ることこそ「逃げ」だ
「ここに残るのことは、現実から逃げて自己満足」
だと思うようになった。
帰らない<夢を叶える
自分の信条を崩してでも、ここは「完治」を優先するべきだ
決断をするまで本当に時間がかかった
悩んで悩んで
考えて考えて
いつでも心にある強烈な絶望と葛藤
ここでドンドン人脈を作って
大会や演武で注目されて
道場を開いて
たくさんの人に知られているはずだった自分
でも、
今は無様に足をかばいながら
イライラしながら
病院をいったりきたり
7月6日
症状を聞いたとき、大声を上げて泣いたっけ
何でもない階段で転んだり
人にぶつかった時、力が抜けて崩れたり
それから、ふとした時でも
理想と現実のギャップに泣いたっけな
おそらく
人生で一番泣いて、悩んで、苦しんだ
この絶望
精神的に限界まで追い込まれた
この葛藤
この痺れをきっかけにして
溢れんばかりに
ダメダメな自分が続いて
気が狂いそうだった
日本で仕事も捨ててきた
ここではこの体で働けない
落ち着いて寝る場所も、安らぐ場所も
貯金もない
そして一番大切な友達の信頼も
何より、体が動かないのが
本当に本当に辛かった
今の俺はまさに
すべてを失った状態だった
今までいろんな涙を流した
様々な窮地があった
ヤクザに追われて殺されそうだったときも
ヒッチハイクで日本を回ったときも
アトランタで殺されかけたときも
親の病気が分かったときも
仕事の忙しさで死にそうだったり
死ぬほど稽古しても全日本で負け続けたり
AUS一周中に洪水で死にかけたり
いろんな感情があるが
これはどこにも当たらない
初めて感じる種類の
極度の絶望感
最悪の自己嫌悪
自身喪失
AUSで道場を・・・・
何年も焦がれて
海外で人脈作って
錬士とって
5年かかって日本一になって
必死で貯金して
好調だった仕事を捨てて
僕の全てを
全身全霊をかけた
それが今は
足の痺れだけ残り
今にも火が消えそうだ
俺の人生で初めて味わった絶望
俺の心の真ん中は
正直、この言葉でいっぱいだ
「これが
挫折ってやつか・・・」
本当に拳銃で撃たれたみたいだ
衝撃とともに
僕に大きな穴を空けた
何も力が沸いて来ないんだ
目の前が真っ暗に見えた
自分の支えが捥がれた気分
ずっと信じていた神様が
虚像だったような虚しさ
やっとたどり着いたドアだったけど
鍵を間違えて持ってきて
もう一度、自分の家に帰らなきゃいけない気分
この敗北感は
僕をどこまで落としていくんだろう
##################################
追記;
昨日、チケットを取ったあと
ぼーってしながら
PABで一人で呑んでた
日本行き・・・・=敗北感たっぷりで
「俺、何もできなかったなぁ・・・」
すると、突然店のマスターが
「HEY!? Are you TAIDO player???」
耳を疑った
確かにTAIDOっていってる・・・
偶然にも前の他流試合(NAS)を見に来てた人が
この店のマスターで、
「TAIDOって凄いな!はじめてみたぜ!
あれは凄いな!回転させながら威力を出すんだろ?
美しい方形と面白い実選だったぞ。
お前は先生か!?何故ここに来た?
お前は偉大な先生になるよ!!」
といい酒を奢ってもらった。
もう、メチャクチャないてしまった
マスターは褒めているのに
なんで泣いているか理解できなかった
だろう
すげーうれしいっていうか、
他流試合って凄い足痺れながら
決死で臨んだから
「俺は間違ってなかった・・・」
って思ったんだ。
ボロボロ泣きながら見上げた空は
鮮やかな満月だった
そのことをデイブにすぐ連絡した
いつもくだらないメールしかしないデイブが
ちゃんとメールをかえしてくれた
「That is great!
What a awesome story!
You have done great things here!
And everyone knows that
Everyone will remembur that!」
そして最後に
「Happy birthday!」
そうだ、今日、僕は28歳になった
悩みでいっぱいで
ほぼ気にしてなかった
そして、今
鮮やかな大逆転劇を描いている
時間はかかるけど遠回りでもいいさ
これから月を見に海まで入って来ようと思う
一人でね。
そこでこの日が第二の誕生となることを
願うだろう。
自分の道ってやつは、自分の前にはないんだ。
自分が歩いた足跡が、振り返って初めて道に見えるのさ。
だから回り道なんてないんだよ、[夢]に向かってはとくにね。
それに。
おまえには夢もある。
暑苦しい仲間達もいる。
「まずは完治」
いいじゃない。
自分のペースで、何にも急ぐことないじゃない。
それでいいと思うぞ。
……なんか暑い口調になったけど。
とりあえず、帰国の報告を待つ。
川越駅西口でな。
気持ち新たに、
今よりきっと、
夢を叶える時には、
さらに大きく翔べます!
不死蝶
遅れたけど誕生日おめでとう!
耐える一年になるかもしれないね。でも『諦めて帰国』するんじゃないんだから、それは負けたって言わないはず!
ちょっと大きな壁にぶつかって助走距離をとってるって思いましょ!?
とっても好きな言葉があります.
人がその歩を止めるのは「絶望」ではなく「諦め」.
その歩みを続けるのは「希望」ではなく「意志」.
某漫画の一言ですが,結構効いてます.
MASAさんの火はたとえ小さくなっていたとしても,消えてませんよね??
また畳の上で相見えられる日を楽しみにしています☆
そして,誕生日おめでとうございます♪
志半ばで日本に一時帰国するのはプライドが傷つくとは思います。その気持ちはよ~く分かります…
でも、この選択がBestだと思います!夢までの最短距離です。全く気にすることは無いですよ^^
日本でお待ちしてます☆治療に専念したいとは思いますが、一緒にバカやって下さいw
夢を諦めなければ、なくならない。
一時のSTOP、ちょっと「俺はダメだな」と思っちゃうかもしれない。人生は最善のchooseを選ばないと、永遠に夢は叶わないかも。
体の休みと思って、しっかりと治してください。ファイト!!!!
あなたは躰道界の至宝の一人です。
どうか御身体ご自愛ください。
Every man is the maker, of hisown fortune.
しばし、あなたの夢は我々が引き受けます。
必ず畳の上に戻ってきてください。
あなたの熱に当てられた人間が日本にいることを忘れないで下さい。
あなたを超えることが私の夢ですから。
『今にも火が消えそうだ』
まだ消えてない。
まだ大丈夫だ。
これだけ大きな挫折のあとには、相当すごい成功がまってますよ!!!!ドラマにピンチはつきものですからね。
日本で僕らにできることがあったら、なんでもいってくださいね!!!
団結!!!!!!!!!
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